CROSSTALK

05:報道制作部

番組を作るディレクターたちに仕事内容・やりがいについて聞いてみました。

MEMBERS

報道制作部

高瀬

2015年中途入社

報道制作部

村林

2018年中途入社

報道制作部

郷原

2023年入社

Q. 報道制作部の雰囲気

高瀬

明るい人が多く、テレビ番組やものづくりが好きな人が集まっています。 僕は三重テレビに来る前に、東京のテレビ局で番組制作に携わってきました。東京のときは「これを制作したい」という番組企画書を書いてもなかなか通らないということが多かった。 局の規模は違うけれど、三重テレビは自分がやりたいと言ったことは、基本的に「やってみよう」と、チャレンジできる環境にあるので、それはすごく良いなと思います。一方、自分一人でやらなければいけないことも多いので、大変な部分もあるが、やりがいを感じています。

村林

三重テレビはいろんな個性を持った人たちがたくさんいますよね(笑) それを局長が上手くバランスを保ってくれている感じです。その個性を持った一人がこちらにいらっしゃいますけど。

郷原

いやいや、そんなことはないですよ!僕は普通の方ですよ(笑)

高瀬

「個性=得意分野」でもある。それを番組制作に生かすことができるのも魅力の一つ。 個々で制作する番組もあれば、大人数で力を合わせて制作する大型番組やスポーツ中継など、幅広い分野の番組制作に携われるので、自分自身の成長にもつながる。

村林

そうですね。社員の距離感が他のテレビ局に比べて圧倒的に近いと思うんですよ。 一つの番組をみんなで協力してつくれるのは、番組制作の醍醐味でもあるよね。

郷原

僕が入社して驚いたのは、1年目から活躍できる場があるということ。自分の中でテレビ業界のイメージは、3年目くらいまでは、先輩の指示のもと雑務をやることが多いのかなと思っていました。でも、そんなことはなく、入社して直ぐに自分が好きな忍者を題材にした特別番組の台本の一部を書くことができ、自分の知識を生かす機会を与えてもらいました。若手の時から重要な仕事を任せてもらえる喜びを感じました。好奇心が旺盛な人にとっては、活躍できる部署なのかなと思いますね。

村林

あと、失敗できる。失敗させてもらえる。というのも三重テレビの良さの一つでもあるよね。「チャレンジできる=失敗することもある」というプレッシャーもあるけれど、経験を積み重ねながら成長できている部分もあります。

高瀬

本当にそうだね。

Q. 報道制作の仕事、やりがいについて

高瀬

僕は東京のテレビ局で働いている時に、東日本大震災の被災地で取材をしたんだけど、あの時は必死に仕事をこなすことで精一杯だった。当時は独身だったけど、今は結婚して子どもがいます。能登半島震災の被災地で取材した時に、一人の父親として、見る視点が異なったり、被災された方の言葉の捉え方も違うなと感じました。また、テレビマンとして経験を積んで、世の中に伝えたいことも年々変わってくる。テレビ番組は、記者・ディレクターが10人いたら、同じ題材やテーマでも一人一人違う構成や内容になる。それがテレビの面白いところだし、やりがいだと思うな。村林くんはスポーツを中心に生中継や番組制作に携わっているけど、そのあたりはどう?

村林

三重テレビは夏の高校野球に力を入れているじゃないですか。 夏の高校野球の県大会は、3年生にとっては最後の大会なので、試合に負けるということは、その試合が引退試合になる。だからこそ、高校球児が一球に込める思いと同じように、自分たちにも選手のプレーや表情などをテレビ画面越しに視聴者に伝える責任感はめちゃくちゃ大きいと思います。撮り逃しは絶対にできないですから。その瞬間に立ち会えるというか、撮らせていただくということは、ものすごく責任があることだなと。それに向けて僕たちも準備をしています。あと、全国的には取り上げられないかもしれない人たちに僕たちが同じ目線に立ってフォーカスを当てることってすごく大事なことだと思います。それが、地方局の僕たちの役割でもあると思うので、そこに対する意識はずっと持っていたいですね。 郷原くんは入社して2年目になってできることも増えたと思うけどどう?

郷原

そうですね。僕は今ICTやDXを取り上げる番組をつくらせてもらっているんですが、内容が専門的で難しいところも多く、この表現で本当に正しいのかなとか、常々思いながらやっていて、この業界に入って伝える言葉の重要性について真剣に向き合うようになったなというのはありますね。報道機関として間違った情報を伝えるわけにはいかないですし、取材を受けてくれた人のためにも、そこは責任感を持ってやるようにしています。あと、僕は忍者だけじゃなくて、経済や社会問題などにも興味があって、幅広くいろんなものに携われることにやりがいを感じますね。

村林

どういう時に楽しいって感じる?

郷原

そうですね…個人的に文章を書くことが好きですし、得意な方だと思うんです。だから、台本を書いていて自分が納得いく綺麗な形に出来上がった時はドーパミンが出ますね。「お!これはうまくいったぞ」って(笑)

高瀬

郷原くんは1年目と比べて、仕事への向き合い方が変わったと思うよ。

村林

うん、それは僕も感じているよ。

郷原

本当ですか?自分では分からなかったですけど嬉しいです(笑)

Q. プライベートについて

村林

日々の業務は忙しいけど、三重テレビでは自分でバランスをとれるので、それはありがたいかなと思いますね。このVTRはこだわりたいからこの期間はがんばろう!そのあとはしっかり休む、みたいな。

高瀬

休みの日は何をして過ごしてる?

村林

僕はサウナに行くことが多いですね。県外へ取材行った時も、取材が終わった後に現地のサウナに行こともあります。郷原くんは休みの日は何をして過ごしている?

郷原

意外とインドア派で…

村林

意外と!?(笑)

郷原

仕事で外に出ることが多いので、休みの日は家で映画を見たり、大学時代の友達とオンライン飲み会をしたりしていますね。もちろん、旅行へ行くこともあります。

村林

本当に普通じゃん(笑)

郷原

だから本当に普通ですって(笑) でも、テレビ局の現場って休めるイメージはなかったですけど、きちんと休めるし、仕事とプライベートの両立もできていますね。

村林

ちゃんと休めることってめっちゃ良いことだと思いますよ。仕事にもメリハリが出るし。

高瀬

僕は若い頃、休みが少なくて、それはそれでやりがいを持ってやっていたけど、僕も三重テレビに来て休むことってすごく大事だなと感じる。仕事が忙しい時こそ僕は休んだ方が良いと思う。1回リフレッシュすると、また違うアイディアが生まれたり、心のゆとりにもつながってくるし。だから、後輩たちには積極的に休める時は休んだ方が良いよ。と言っています。

村林

時代も時代なので、テレビ局も変わっていかないといけないですからね。