番組内容
ギリシア神話に登場するヘルメース(ローマ神話ではメルクリウス、英語読みでマーキュリー)
は最高神ゼウスの子。
生まれてすぐに牛50頭を盗み出し、アポロンから返却を求められますが、結局ヘルメースが作った素晴らしい音色を奏でる竪琴と牛を交換することで折り合いをつけます。
翼のついたサンダルと帽子を身につけ、二匹の蛇が巻き付いた魔法の杖(ケーリュケイオン)を
持ったヘルメース。ひとたび使命があれば、神々の住むあらゆる世界に飛び立ちます。
弁舌巧みで相手の心を掴み、駆け引き交渉も上手なヘルメースは商業の神として崇められました。
番組では、「ヘルメース」の神話物語のように、独自のアイディアや戦略を駆使した企業努力により、経営課題を解決し更なる成長に挑む三重の中小企業を発掘しその奮闘ぶりを紹介。様々な経営課題を乗り越えてきた秘訣を“魔法の杖”に見立て、未来に向かって発展していくためのヒントを探ります。
日本の企業の99%は中小企業です。官民一体型の組織として機能する三重県中小企業支援ネットワーク推進事業を取り上げ、経営改善コーディネーターが事業者とともに経営課題の解決に挑戦し、困難を克服しながら事業を軌道にのせ、利益を生み出す企業へと成長していく歩みをショートドキュメンタリーで追いかけます。