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41年ぶりの両校優勝 意地とプライドぶつかり合った朝明と四工 花園切符は抽選で朝明 全国高校ラグビー三重県大会

 花園出場をかけた全国高校ラグビー三重県大会の決勝が3日に鈴鹿市で行われ、41年ぶりの両校優勝となりました。

 決勝は大会13連覇を狙う青のジャージー朝明と、初優勝を目指す赤のジャージー四日市工業の8年連続、同じ対戦カードとなりました。

 試合は、四日市工業が前半16分に、センター山中の突破からフルバックの宮崎が先制トライを決めます。

 その後、四日市工業は続けて2つのトライを奪い、19対0とリードして前半を終えます。

 後半開始早々にもトライをあげリードを広げた四日市工業に対し、追い付きたい朝明。後半4分に、フランカー中西がトライ。そして、強みであるモールからトライも決め点差を26対19と7点に縮めます。

 さらに、後半23分。意地とプライドがぶつかり合った決勝戦は、26対26の同点で試合終了。

 トライ数が同じのため両校優勝となり、全国大会出場を決める抽選の結果、朝明が13年連続15回目の花園の切符を掴みました。

 伊藤魁人主将は「四日市工業の思いも背負って花園で頑張りたい」と話しました。

 全国高校ラグビー大会は12月7日に組合せ抽選会が行われ、27日に花園ラグビー場で開幕します。

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