NEWS県内ニュース/詳細

21歳男子大学生がロッククライミング中に転落 負傷し下山できず翌朝ヘリで救助

 三重県菰野町にある御在所岳藤内壁の中尾根で、ロッククライミングをしていた大阪府河内長野市の男子大学生(21)が転落しました。下山できなくなりましたが、翌朝に救助されました。

 警察によりますと12日午後5時45分頃、転落した大学生の同行者から連絡を受けた山小屋関係者から「御在所岳藤内壁でロッククライミング中に転落して負傷し、下山できない登山者がいる」との通報がありました。

 山岳警備隊と菰野町消防本部が救出にあたり、13日午前6時43分に大学生を救助して、防災ヘリで四日市市内の病院に搬送しました。

 大学生は腰に強い痛みを訴えているものの意識はあり、命に別条はないということです。

 四日市西警察署管内では、今年に入ってから14件の山岳遭難が発生しているということで、警察では登山者が増える秋の行楽シーズンに向けて、グループでの登山や技術と体力に見合ったルートの選択、登山アプリなどでの登山届の提出、地図や飲食料、携帯電話の予備バッテリーといった十分な装備の準備などを行い、遭難防止に努めるよう呼びかけています。

県内ニュース一覧に戻る

ページトップへ