玄関先に現金約4150万円を置きだましとられる 「警視庁の捜査員」などを名乗る人物から電話
四日市市で50代の男性が「警視庁の捜査員」や「検事」などを名乗る人物から、約4150万円を騙し取られました。警察では特殊詐欺事件として調べています。
被害にあったのは、四日市市に住む50代の男性で、警察の調べによりますと今年1月中旬から、自宅の固定電話に「電話会社の職員」や「警視庁の捜査員」を名乗る人物から電話があったということです。
電話では「別の人物が、あなたの名前を使って通帳を作り詐欺をしている」「あなたの無実を証明します」などと言われ、男性は、相手の指示に従い複数回に分けて、銀行口座から現金を引き出しました。
その後、検事を名乗る人物から「紙幣の番号を調べる必要があり、現金を紙袋に入れて自宅の玄関先に置いてください。警察の人が取りにきます」などと言われ、指示通りに2回にわたり玄関先に現金を置き、あわせて約4150万円を何者かに騙し取られたものです。
捜査員を名乗る人物が、実際には警視庁にいないことがわかり発覚したもので、警察では特殊詐欺事件として調べています。