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私立高田高校でいじめ「重大認定」 顧問の不適切指導も 被害生徒は自主退学

 津市の私立高田高校の運動部に所属する女子生徒が、他の生徒からいじめを受けて不登校となり、学校側が「重大事態」に認定していたことがわかりました。顧問の教諭による不適切な言動もあったということです。

 高田高校によりますと、被害を受けたのは、運動部に所属する女子生徒で、去年、部活動中に他の生徒からのいじめ行為や、顧問の男性教諭から不適切な言動などを受けたということです。

 被害生徒が不登校となり、本人側から申告があったため、学校はいじめ防止対策推進法に基づく「重大事態」に認定し、第三者による調査委員会を立ち上げて調査し、報告書を先月末に県に提出しました。

 県私学課は「個別の事案には答えられない」としながらも、必要があれば文部科学省のガイドラインに沿って調査を進めるとしています。

 なお、被害生徒は自主退学し、顧問の男性教諭は一時活動停止処分を受けていましたが、今月から復帰しているということです。

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