コープみえが山間部での移動販売を開始
山間部などに住む人の、買い物の利便性向上につなげようと、三重県松阪市でコープみえによる移動販売が11日から始まりました。
移動販売はコープみえとしては初めての取り組みで、肉や魚などの生鮮食品や野菜、アイスクリームなど約350品目を軽トラックに乗せて販売します。
松阪市の山間部にある買い物困難地域では、今後、高齢化に伴い、車の運転免許の返納が進み、買い物が不便になる人が増えると予想されています。
出発式では、松阪市の竹上真人市長らが出席してテープカットが行われ、関係者が見送るなか移動販売車が出発しました。
松阪市の竹上真人市長は「高齢者も多いから、免許の返納問題などもあって、松阪市は広いので公共交通も厳しいという中で、長く続けていっていただければと期待しています」と話していました。
また、生活協同組合コープみえ まつさか店・間野敏博店長は「移動販売車が来る場所に集まってもらう、そこでコミュニティを形成してもらうのも、僕らの大きなミッションとなっておりますので、利用者の輪が広がってほしい」と話していました。
松阪市での移動販売は、毎週金曜日に飯南町で、毎週火曜日には大河内地区で行われます。