戦後80年の節目にあわせ 元の輝き取り戻した宝刀「村正」 研磨終了奉告祭
太平洋戦争の戦火から守るため、漆(うるし)をぬられていた宝刀「村正」が、漆を研ぎ落とす作業を終えて戻ってきたことを報告する式典が、3日、三重県桑名市にある桑名宗社で行われました。
桑名宗社に伝わる二振りの村正は、約480年前に村正本人が奉納したとされる太刀で、戦火から守るためサビ止めの漆がぬられ、一振りは令和の改元に合わせ、漆が研ぎ落とされました。
今回、もう一振りの刀身に「三崎大明神」と彫られた村正が、戦後80年の節目に合わせ約一年をかけて研磨されて、元の輝きを取り戻しました。
この村正が、桑名の地に戻ったことを神前に報告する式典が行われ、神社の氏子や研磨作業に携わった研ぎ師などが参列して、長きにわたって地域が守り続けてきた村正が、80年の時を経て元の姿に戻った事を喜びました。
この太刀は、6月の桑名宗社の改修工事が終わった後に、期間限定で一般公開される予定です。