「あってはならないこと」 虐待が疑われる行為を通報した職員の名前を施設に漏洩

障がい者支援施設における虐待が疑われる事案について、去年2月に通報を受けた、三重県大紀町の職員が通報した施設職員の名前を、施設側に漏らしたことが、2日に明らかになりました。
町は「あってはならないことで重く受け止めている」としています。
大紀町の健康福祉課によると、県内にある障がい者支援施設で、2023年12月に施設の職員が利用者を罵倒するなど虐待が疑われる行為があったとして、去年2月7日に別の職員が、利用者の出身地である大紀町に通報しました。
通報の2日後、施設の管理者から電話を受けた町の職員が、やりとりの中で通報した施設職員の名前を伝えてしまったということです。
大紀町は同年2月22日に、通報した職員に対して謝罪したということです。
なお、大紀町は通報があった虐待事案については、虐待認定に至らなかったとしています。
通報した施設職員が加入する労働組合は、三重県に対し、虐待事案について改めて調査することなどを求めています。