「食べたらおいしい」 廃棄多い未利用魚 人も食べられるペットフードに 三重・志摩市
加工の難しさなどから廃棄されることが多い未利用魚の価値を見直してもらおうと30日、三重県志摩市で未利用魚を使ったペットフード作りの体験会が開かれました。
国内の漁獲量は減少している一方で、国際連合食糧農業機関の報告によりますと、世界の約35パーセントの海洋資源が未利用魚として廃棄されているということです。
体験会には、志摩市を中心に子どもから大人までの7人が参加し、伊勢エビ漁の網にかかるものの商品価値が低く、未利用魚として廃棄されるタカノハダイやブダイを使い、ミンチにしてから団子にするなどペットフード作りに取り組みました。
つなぎや添加物が一切入っていないことから、人が食べても魚そのものの風味が楽しめるということです。
参加した子どもたちは「丸めたり熱湯に入れたりするのが楽しかった。ペットがおいしく食べてくれたら」などと話していました。
関係者は「未利用魚を使ったペットフードは、人も食べられることをアピールしたい。おいしいということを知って欲しい」と呼び掛けていました。
この日作ったペットフードはそれぞれが持って帰ったほか、ドライタイプのものは乾燥させてから参加者の自宅に配送されるということです。