飲食店手がける「矢場とん」がタケノコで新商品開発へ 特産品で水煮やメンマ
タケノコをはじめ、三重県桑名市の特産物を活用した新商品開発の拠点となる「新桑名名物開発研究所」の竣工式が、25日に桑名市多度町で開かれました。
愛知県名古屋を中心に飲食店などを手がける「矢場とん」が、桑名市と放置竹林の課題に取り組む桑名竹取物語事業化協議会の協力を得て開設したものです。
矢場とんホールディングスの鈴木拓将代表取締役は「いろいろな宝がこの地域には眠っている。地元の人たちと発掘しながら宝探しができたら面白いのでは。矢場とんと桑名がかけ合わさことでもっとおいしくて有名にできる」と抱負を語りました。
また、桑名市の伊藤市長は「桑名の新しい名物を一緒につくり、発展拠点になっていくことに期待したい」とあいさつしました。
建物は旧農産物直売所の跡地を活用したもので、桑名特産のタケノコを使った水煮や、夏頃にはメンマも販売するということです。