三重県内の小学校と特別支援学校に教材寄贈 JAバンク三重 食と農業の理解深めて
子どもたちに食と農業への理解を深めてもらおうと、JAバンク三重は25日、三重県内すべての小学校と特別支援学校に授業で使用する教材を寄贈しました。
三重県庁で開かれた贈呈式では、JA三重信連の内藤真毅代表理事理事長が、三重県教育委員会の福永和伸教育長に教材の目録を手渡しました。
教材は小学5年生を対象に作られたもので、各家庭に食を届ける流通や農産物の産地などについて、イラストや写真などを交えて分かりやすく説明されています。
また、各ページには二次元コードがあり、動画の資料も見ることができます。
目録を受け取った福永教育長は「教材を活用し子どもたちが農業について深く学ぶことを期待している」と話していました。
今回贈られた児童用と教師用の教材約1万7000冊は、県内すべての小学校と特別支援学校あわせて364校に届く予定です。
JA三重信連の内藤代表理事理事長は「生産者が一生懸命作る物はいろいろな所を介してみんなの口に届く。再確認することが食や農業の重要性の理解につながる」と期待を込めていました。