あずきの皮やおからを中華まん原料に 井村屋の新食品再生工場が完成
三重県津市に本社を置く食品メーカー井村屋の新しい食品再生工場がこのほど完成し、25日に関係者らを対象にした見学会が開かれました。
関係者にお披露目されたのは、新しい食品再生工場「アップサイクルセンター」です。
こしあんや豆腐の製造過程で発生するあずきの皮やおからをパウダー化し、中華まんの原料などに利用するほか、カステラの切れ端ではラム酒を含ませたトリュフのような菓子「ラムボール」を製造するなど、新たな商品の開発につなげていきます。
井村屋グループの大西安樹社長は「この工場を通して食品ロスを大きく減らしていきたい」とあいさつしました。
「アップサイクルセンター」は、4月に本格稼働するということです。