スポーツによるケガ予防や競技力向上へ 中学生らが大学の講座に参加
スポーツによるケガの予防や競技力向上につながる知識を学んでもらおうと、20日に「スポーツコンディショニングフェス」が三重県鈴鹿市の鈴鹿医療科学大学で開かれました。
成長期のアスリートや、サポートする家族らに大学が持つ知識や技術を役立ててもらおうと、鈴鹿医療科学大学が初めて開いたもので、鈴鹿市内を中心に中学生とその保護者あわせて約30人が参加しました。
鈴鹿医療科学大学の高木久代副学長は「体の中と外の両面からスポーツをしている人をサポートできる講座にしていきたい」とあいさつしました。
鍼灸サイエンス学科や医療栄養学科など4つの学科に分かれ、体の動きを良くするツボや、成長期のアスリートに必要なエネルギー量や栄養素などについて学びました。
このうち、リハビリテーション学科理学療法学専攻の講座では、参加者たちが実際に体を動かして現在の体のコンディションを評価するテストに取り組みました。
参加した人たちは講師のアドバイスを受けながら、柔軟性やバランスなどを確認していました。
鈴鹿医療科学大学では、今後も定期的に講座を開催し、大学の知識をスポーツに取り組む人へ伝えていきたいとしています。