北勢バイパスの一部区間4.1キロ開通 国道1号や23号の慢性的渋滞の緩和へ
渋滞緩和などを目的に整備が進められてきた国道1号北勢バイパスの一部区間が16日に開通し、記念式典が開かれました。
北勢バイパスは、三重県川越町から四日市市采女町までを結ぶ総距離21キロの幹線道路で、新たに開通したのは四日市市山之一色町から曽井町までの4.1キロの区間です。
記念式典には、地元自治体や国土交通省などの関係者約120人が出席しました。
四日市市の森市長が「今回の開通が多くの人の利便性と経済活動に大きく寄与することを願っている」と期待した上で、「まだまだ四日市と鈴鹿の整備事業をやっていかなければいけない」と話しました。
セレモニーでは関係者らがテープカットを行い、新たな区間の開通を祝いました。
北勢バイパスはこれまでに、川越町から四日市市山之一色町までの8.5キロが開通していて、今回の開通で全線の6割にあたる12.6キロが開通したことになります。
バイパスの延伸によって、国道1号や23号を中心に発生している慢性的な渋滞の緩和が期待されます。