津なぎさまち開港20周年で意見交換 インバウンド需要喚起や利用促進へ
三重県津市と中部国際空港を高速船で結ぶ、津なぎさまちが開港して17日で20周年となるのを記念して、16日にシンポジウムが開かれました。
津なぎさまちは、中部国際空港の開港にあわせて2005年2月17日に開港し、去年12月末までに延べ約495万人が高速船を利用しています。
シンポジウムは、イメージアップやにぎわい創出などに取り組む実行委員会が開いたもので、市内外から約100人が参加しました。
実行委員会の朴恵淑会長は「三重とセントレアを45分で結ぶ海の玄関口として、20年後・100年後とさらに発展していきたい」とあいさつし、これまでの取り組みなどを報告しました。
また、中部国際空港の新屋修一執行役員が、コロナ禍前と比較した国際線旅客便の便数は68パーセントにとどまり、国内の主要空港に比べて回復が遅れている事などを報告し、インバウンド需要の喚起に向けた取り組みなどを説明しました。
津市の前葉市長をコーディネーターにトークセッションも行われ、津なぎさまちの利用促進などについて意見が交わされました。