「去年は悔しい思いをした」 東海や全国で活躍する選手を集めて「王座奪還」へ 鈴鹿市チーム
三重県では16日に第18回美し国三重市町対抗駅伝が開催されます。三重テレビでは各市町の出場チームをシリーズで紹介します。
2年前の第16回大会で、大会最多4度目の優勝、2連覇を果たした鈴鹿市。3連覇を目指して挑んだ去年は4位という結果に。
角谷和宏監督が「去年は悔しい思いをした。今年は王座奪還」と言えば、選手たちも「王座奪還」と口を揃えます。
再び伊勢路の王になる。その思いを胸に、鈴鹿市チームの戦いが始まります。
今年の鈴鹿市は、小学生から一般までレベルの高い選手が揃っているのが特徴です。
鈴鹿高校を卒業し、去年から実業団に舞台を移し活躍を続ける4区の松本未空選手(豊田自動織機)をはじめ、東海や全国の舞台で活躍するランナーたちも多数出場。
王座奪還、そして5度目の優勝を目指します。
3区を走る山口由翔選手(鼓ヶ浦中)が「鈴鹿市に勢いをつけるような走りをしたい」と意気込むと、7区の山北梨乃選手(鈴鹿高)「チームに1秒でも貢献できるような走りをしたい」と、目標を語りました。
8区を走る北川結梨選手(神戸中)は「皆の応援に支えられて走れた1年だったので、皆の期待に応えられる走りをしたい」と、期待に応える走りを誓います。
コーチの田中将吾さんが「前半から攻める鈴鹿を見せていけるんじゃないか」と、期待を寄せると、角谷監督も「連覇した時のチームと、チーム力は遜色ない。特に最初の出だしの小学生区間が、力のある選手が2人そろっていますので、良いレース展開になるんじゃないか」と王座奪還に太鼓判を押しました。