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空き家購入し転入する子がいる家庭に最大100万円 一般会計1316億円で過去最大規模の新年度予算案

 子育てやまちづくり政策に重点を置いた三重県津市の新年度予算案が12日に発表され、一般会計の総額は約1316億円と過去最大規模となりました。

 津市の新年度当初予算案は、一般会計の総額が1316億9300万円となり、前年度より11.5%増えました。

 子育て政策やまちづくりの取り組みなどに重点が置かれ、子育て世帯の住宅支援としては、津市内の空き家を購入し、市外から転入してきた子どもいる家庭へ上限100万円が助成される事業に、2500万円が計上されています。

 この事業には、去年3月に新設されたこども基金の積立金が活用されます。

 このほか、津駅周辺の活性化を目指す整備事業には、約4400万円が盛り込まれました。

 前葉市長は「子育て政策を展開できる初年度になった。新生活を支える積極予算の中でしっかりやっていきたい」と話しました。

 津市の新年度予算案は、19日の市議会で提案されます。

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