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パリ五輪日本代表選手が先生 中学校でハンドボール授業

 国内最高峰のハンドボールリーグリーグHに参戦しているブレイヴキングス刈谷の選手による授業が、12日に三重県いなべ市の中学校で行われました。

 チームの運営母体となるトヨタ車体の工場がいなべ市内にあることから、ハンドボール競技に興味を持ってもらい、夢を持つことや努力することの大切さを知ってもらおうと行われたもので、藤原中学校の全生徒約140人が参加しました。

 授業ではパリオリンピック日本代表の櫻井睦哉選手ら3人の選手がコーチを務め、パスやシュートの練習をした後、男女に分かれてゲームを楽しみました。

 中学生でも扱いやすいようにと通常より小さいボールとゴールが用意され、生徒たちは互いに声を掛け合いながらパスを回すと、力強いシュートを放っていました。

 参加した生徒は「キーパーをしたが、相手の投げるボールがどこにいくか分からないので難しかった」「周りを見て声を掛け合いながらパスをするという点はテニスのダブルスにもいかせる。これからの部活練習でも声掛けを大切にしたい」などと話していました。

 パリオリンピック日本代表の櫻井睦哉選手は「試合を観たりハンドボールを始めたり、もっと興味を持ってもらえたら」と期待を寄せていました。

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