「全国豊かな海づくり大会」警備費に1億1000万円計上 三重県警の新年度予算案440億円
全国豊かな海づくり大会の開催に伴う警備や、SNS型投資詐欺などの被害防止を図る対策などを盛り込んだ、三重県警察本部の新年度予算案が12日に発表されました。
三重県警察本部の新年度当初予算案は約440億円で、前年度と比べて約14億8500万円減りました。
このうち、今年11月に志摩市と南伊勢町で開かれる全国豊かな海づくり大会に伴う警備やテロ対策にかかる費用として、約1億1000万円が計上されています。
そのほか、急増しているSNSに起因する犯罪や特殊詐欺の被害防止対策などにかかる費用として、約4500万円が盛り込まれました。
また、組織の改編ではトクリュウ=匿名・流動型犯罪グループに対する取り締まりを強化するため、刑事部に「組織犯罪特別捜査監」を新設することになりました。
三重県の新年度予算案は、17日に県議会へ提案されます。