ボウリングプレー中に意識失った高齢女性 心肺蘇生など救命活動の9人に感謝状
三重県鈴鹿市にあるボウリング場で、プレー中に倒れた高齢女性の救命活動にあたった9人に、鈴鹿市消防本部から6日に感謝状が贈られました。
去年11月、友人同士でボウリング場を訪れていた8人は、夫婦でプレー中だった竹内幸江さん(77)が突然意識を失った際、119番通報とAEDの活用を呼びかけたほか、連携して心肺蘇生などの救命活動を行いました。
6日、鈴鹿市消防本部の酒井孝明消防長は、救命活動にあたった8人と、AEDを持って駆け付けた商業施設の従業員に感謝状を贈りました。
また、病院に搬送され一時入院したものの日常生活を送れるまでに回復した竹内さんも出席し、「無事退院し健康に生活でる幸せを感じている」と感謝の言葉を述べると、9人は竹内さんの回復に笑顔を見せていました。
消防では、大切な人のためにも救命講習の必要性を呼びかけています。