川越町と四日市市の下水管を緊急点検する準備 埼玉県八潮市の道路陥没事故で国が全国に要請
埼玉県八潮市で発生した道路陥没事故を受けて、国土交通省が、全国の下水道管理者に大型の下水管の緊急点検を要請しました。三重県でも点検に向けた準備が進められています。
今月28日、埼玉県八潮市で道路陥没事故が発生し、国土交通省が、全国の下水道管理者に大型の下水管の緊急点検を要請しました。
これを受けて、三重県は県内にある直径2mの大型の下水管が通る川越町の北部浄化センターの約5キロと、四日市市の南部浄化センターの約2キロを緊急点検する準備を進めています。
三重県によりますと、県が管理する約260キロの下水管のうち、硫化水素ガスが溜まりやすい場所は約7キロあるということです。
県では5年に1回、カメラなどを使って下水管にガスが溜まっていないかや亀裂が入っていないかなど、点検を行っています。
三重県が管理する最も古い下水管は37年経過していて、一般的な耐用年数の50年を迎える下水管はないということです。