6区は2年連続全国大会の猛者 市のスポーツの力を集結して10年ぶりの優勝を! 美し国駅伝・松阪市チーム
三重県では2月16日に「第18回美し国三重市町対抗駅伝」が開催されます。三重テレビでは各市町の出場チームをシリーズで紹介します。
「肉の芸術品」と呼ばれ、美味しさと美しい霜降りで知られる松阪牛の生産が有名な松阪市。三重県内で唯一のフルマラソン「みえ松阪マラソン」の開催地でもあります。
第8回大会で優勝した松阪市チームの今年の目標は、もちろん優勝です。
チームを率いるのは廣瀬泰輔監督(嬉野中)。過去選手として6度市町対抗駅伝を走り、第8回大会の優勝メンバーの1人でもあります。
廣瀬監督は「必ず中継所では最高の笑顔でタスキを渡すというところと、最後の中継所のところで1人抜かすとか、10mだけでも力を振り絞ってタスキを渡すと、その後の走者がいつも以上の力が出せると思うので、中継所を1番大事にして最高のタスキ渡しができるようにしたい」と、「タスキ渡し」をポイントに掲げています。
1区を走る福本汐理選手(中川小)は今年、100mで県の予選を勝ち抜き、全国大会に出場しました。
福本選手は「去年は途中で少しペースが落ちてしまったので、ちょっとそこが悔しかった。今年は速い人についていって、少しでも良いタイムで次の人にタスキを渡したい」と、今年の目標を語ります。
そして注目は6区を走る杉本憲亮選手(高田高)。3000m障害で、インターハイに2年連続で出場し、去年は7位入賞を果たすなど高校年代の三重県を代表する選手です。
杉本選手は「去年は区間賞をとれず、区間2位と悔しい結果となりました。今年こそ6区の区間で区間賞をとって、松阪市を勢いづけられる走りをしたい」と、力強く区間賞を宣言しました。
松阪市のスポーツの力をモ~羅(網羅)して、10年ぶりの優勝を目指します。