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地元中学生がデザインしたコスチュームなどお披露目 全国豊かな海づくり大会に向けキックオフイベント

 今年11月に三重県志摩市と南伊勢町を会場として開かれる全国豊かな海づくり大会の機運醸成を図ろうと、25日に志摩市にある阿児アリーナでキックオフイベントが行われました。

 イベントでは、大会のテーマやコスチュームの法被をデザインした市内の中学生が登壇し、考案に込めた思いを語ったほか、地元の漁業関係者らが大会に向けた抱負を発表しました。

 また、志摩高校美術部の生徒らが制作したカウントダウンボードもお披露目されました。

 志摩市で取れた真珠とアコヤ貝を使い、海に差し込む光や魚を美しく表現し、志摩市役所に設置される予定です。

 阿児アリーナの外には物販ブースなども並び、水産高校の生徒が商品化に取り組む未利用魚のアイゴを使ったさつま揚げが振る舞われ、訪れた人たちの長い列ができていました。

 志摩市の橋爪市長が「子どもたちの力が海づくり大会への大きな力になった。市民一丸の準備を頼もしく思っている」と話すと、南伊勢町の上村町長は「天皇皇后両陛下がご出席される。市町、三重県にとってこのようなチャンスはない。これを機に水産業の発展に全力を挙げていきたい」と話していました。

 第44回全国豊かな海づくり大会は、11月9日に志摩市と南伊勢町で開かれます。

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