中国を中心にアコヤ貝が人気 全国で生産された「1級品」真珠の入札会
高品質の真珠が一堂に集まりました。全国で生産された真珠の入札会が18日、三重県伊勢市で行われました。
全国で生産された最も品質の良い「1級品」真珠の入札会が行われ、全国から流通業者や加工業者など約80人が集まりました。
初日の入札会では145点、計約60キロが出品され、関係者は真珠を手に取って自然光の元で輝きや傷などの品質を確かめながら、タブレットを使って入札していました。
関係者によりますと、中国を中心にアコヤ貝の人気が高まっているということで、入札価格のさらなる上昇に期待を寄せていました。
全国真珠養殖漁業協同組合連合会の藤田哲也会長は「昨年は猛暑で水温が高く、真珠に影響が出ている海域があったが、努力によってかなり良い真珠が出品できている」と話しています。
この入札会は3月末まで、三重県産や九州産などを対象に行われるということです。