藤堂高虎ゆかりの藤の花を楽しんで 津ロータリークラブが津市に寄贈
市民の憩いの場として親しまれている三重県津市のお城前公園に、戦国武将の藤堂高虎ゆかりの藤の花を楽しんでもらおうと、津ロータリークラブが15日に藤棚を津市に寄贈しました。
津ロータリークラブの創立75周年記念事業の一環として、縦1.8メートル、横3.6メートルの藤棚が贈られました。
お城前公園で行われた寄贈式には、津ロータリークラブの志田行弘会長や前葉市長が出席し、テープカットが行われた後、志田会長が前葉市長に目録を手渡しました。
高虎の出生地である滋賀県犬上郡甲良町にある八幡神社には、高虎の先祖が子孫繁栄を願って植えたと伝わる藤の花があることから、津ロータリークラブは「高虎とゆかりの深い藤の花に親しみを持ってもらいたい」という思いで藤棚を寄贈したということです。
棚から垂れ下がる藤の花を見られるようになるまでは、数年かかるとみられています。