三重で開催の「全国豊かな海づくり大会」に向けヒラメ稚魚放流 県内各地で取り組み
今年11月に、三重県志摩市と南伊勢町で開催される「全国豊かな海づくり大会」に向けて、15日に四日市市などでヒラメの稚魚の放流が行われました。
釣りの普及活動などに取り組んでいる日本釣振興会三重支部では、水産資源の回復を目的に約20年にわたって稚魚の放流を実施してきました。
今回は「全国豊かな海づくり大会」が11月9日に志摩市と南伊勢町で開催されることを記念して、三重県が去年6月から県内各地で取り組んでいる放流事業の一環として行われたものです。
日本釣振興会と三重県が四日市市と津市の沖合に船を出し、ヒラメの稚魚約2600匹を放流しました。
日本釣振興会三重支部の上野慎二さんは「最近の海の環境は厳しい。子どもたちのためにきれいな三重の海を守っていきたい」と話していました。
「全国豊かな海づくり大会」の開催を記念した放流事業は今回が32回目で、三重県は大会の開催までに50回の実施を目指すということです。