妻を身代わりに出頭させたか 横断歩道を渡っていた大学生はねて逃走した疑い 男を逮捕
三重県鈴鹿市で去年、無免許で車を運転し、歩いていた男性と衝突しケガを負わせたにも関わらずそのまま逃走し、自身の妻を身代わりとして出頭させたとして、68歳の男が14日に逮捕されました。
無免許運転やひき逃げなどの疑いで逮捕されたのは、四日市市に住む造園業の鈴木廣行容疑者(68)です。
鈴木容疑者は12月6日、無免許で普通乗用車を運転し、鈴鹿市内を走行中に横断歩道を渡っていた男子大学生と衝突し逃走しました。
その後、警察から出頭要請を受けた際に自身の妻を出頭させ、妻が運転したという虚偽の申告をさせた疑いが持たれています。
出頭してきた妻に対し警察が調べを行ったところ事件の詳細を説明できず、夫である鈴木容疑者に身代わりとして出頭するよう頼まれたと明らかにしたということです。
なお、ケガをした男子大学生は右肘を打つなどの軽傷です。
調べに対し男は「間違いありません」と容疑を認めていて、警察では事故の原因などについて詳しく調べを進めていくとしています。