「公共工事で暮らしが良くなると初めて聞いた」 児童が堤防建設現場を見学
毎年多くの人が海水浴に訪れる三重県志摩市の御座海岸では護岸工事が進められていて、14日に志摩小学校の児童が見学しました。
国土保全の必要性や公共事業の大切さを知ってもらおうと、三重県志摩建設事務所が2014年度から毎年、志摩市と鳥羽市の小中学校を対象に行っているものです。
今年は志摩市立志摩小学校の3年生20人が参加し、三重県志摩建設事務所と工事を請け負う地元の建設会社から、公共工事の大切さや建設業の仕事などについて説明を受けました。
御座海岸では、高さ6.5メートルの堤防建設を見学し、ドローンによる映像で全体像を確認したほか、重機の操縦席に乗るなどしていました。
子どもたちは「公共工事で暮らしが良くなると初めて聞いたので勉強になった」「初めて重機に乗り楽しかった」などと話していました。
三重県志摩建設事務所の北井徹さんは「地域の建設業に貢献してくれる子どもが現れてくれたら」と期待を寄せていました。