インフル患者数が警報レベル大幅に上回る 前週からは減も年末年始休診による影響の可能性も
三重県内の新型コロナウイルスとインフルエンザの患者数は共に前の週から減少しましたが、三重県は年末年始に伴う医療機関の休診の影響で患者数が見かけ上、減少した可能性があるとして、引き続き基本的な感染対策を呼びかけています。
三重県によりますと、12月30日から1月5日までに報告された新型コロナウイルスの患者数は、1医療機関あたり5.31人で、前の週の0.89倍となり、6週ぶりに減少しました。
なお、新たに入院した人は54人となっています。
インフルエンザの1医療機関あたりの患者数は36.54人で、前の週の61.9人から25.36人減りましたが、国立感染症研究所が警報レベルの目安としている30人を大幅に上回っている状況です。
三重県によりますと、年末年始に伴う医療機関の休診の影響で、新型コロナウイルスとインフルエンザの患者数が見かけ上、減少した可能性があるとみていて、今後の患者数を注視する必要があるとしています。
三重県はこまめな手洗いやうがい、マスクの着用など感染予防対策の徹底を呼びかけています。