「モチモチしておいしい」 ぺったんぺったん 園児が杵と臼で餅つき体験
三重県菰野町のたいりん保育園の園児たちが9日、餅つきを体験しました。
杵(きね)と臼で昔ながらの餅つきを体験したのは、年少から年長までの園児約30人です。
自動車販売会社のネッツトヨタノヴェル三重が、食育やSDGsの一環で行っているもので、今回で3回目となりました。
ネッツトヨタノヴェル三重では毎年、たいりん保育園の園児たちと田植えやサツマイモの収穫体験などを行い、餅つきには去年10月に園児たちが収穫を手伝った餅米約2.2キロが使われました。
園児たちは、大人たちに手伝ってもらいながら、1人ずつ小さな杵で元気いっぱいにお餅をついていました。
つきあがったお餅は、きな粉やあんこなど4種類に味付けされ、園児たちは、小分けされたつきたてのお餅をおいしそうに頬張っていました。
子どもたちは「モチモチしておいしい」「あんこもちがおいしかった」などと笑顔を見せていました。
ネッツトヨタノヴェル三重の永井秀貴代表取締役社長は「食物が育つ姿や、大人になった時に楽しかったと思い出になるのがいい。このような機会をどんどん子どもたちに提供できたら」と話していました。