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政府機関の地方移転・地震対策など 石破総理が年頭記者会見

 石破総理大臣は、伊勢神宮参拝のため6日に三重県を訪れ、年頭の記者会見で「令和の日本列島改造を進める」と述べ、政府機関の地方移転を推進していく考えを示しました。

 総理の伊勢神宮参拝は新年の恒例行事で、石破総理の参拝は去年10月の就任以降初めてです。

 神宮周辺では総理の参拝に合わせて、警察官による一般参拝客の手荷物検査も行われました。

 総理は三重県の一見知事や閣僚らと共に、外宮、内宮の順に参拝し、参道に集まった参拝者からの呼びかけに応えていました。

 その後、年頭の記者会見に臨んだ石破総理は「令和の日本列島改造」に取り組む考えを示し、新たに創設を目指す防災庁を含めて「政府機関の地方移転を推進していく」と語りました。

 また、南海トラフ地震の対策については「どの地域で南海トラフ地震が起こっても被災を最小限にすることができるか、ということの点検は全力でやっていかねばならない。日常の備えというものは極めて重要」と述べました。

 その上で「避難所生活の改善が必要だ」と述べ、全国7ヵ所に備蓄拠点を整備し、災害時にキッチンカーや段ボールベッドなどの支援物資を48時間以内に被災地に届けられるよう対策を進めていく考えを示しました。

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