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年末年始のホテルほぼ満室 観光客がコロナ禍前まで回復 三重・湯の山温泉

 年末年始の「奇跡の9連休」中、三重県菰野町の湯の山温泉でも、多くの家族連れや観光客らでにぎわいました。

 県内外から多くの観光客が訪れる御在所岳の麓の湯の山温泉街では、去年の年末年始に比べて1割ほど宿泊者数が増加し、コロナ禍前の水準に戻りつつあるということです。

 「鹿の湯ホテル」社長で、湯の山温泉協会の伊藤裕司会長によりますと、日本人の宿泊客を中心ににぎわい、県外からの客が7割だということです。

 「鹿の湯ホテル」では、年末年始はほぼ満室状態が続いたということで、この9連休をきっかけに、さらなる観光客の増加に期待を寄せています。

 また、湯の山温泉では、対象の温泉施設や土産物店、喫茶店などあわせて16カ所を巡るスタンプラリーが5日から始まりました。

 このイベントでは5カ所のスタンプを集めると、町の特産品や「御在所ロープウエイ」のペア乗車券などが抽選でプレゼントされます。

 このスタンプラリーは湯の山温泉で3月25日まで行われています。

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