「メジャーで野球がしたい」 子どもたちが元プロ選手や高校球児らと元気いっぱいプレー
元プロ野球選手や高校球児が子どもたちと一緒に野球を楽しむイベントが11月30日と12月1日、三重県伊勢市で開かれ、球場内に子どもたちの元気な声が響きました。
野球を見る楽しさやプレーする面白さを知ってもらおうと、三重県野球協議会が開いたもので、県内各地から小学2年生以下の子どもたち約50人が参加しました。
イベントには元中日ドラゴンズで菰野高校出身の関啓扶さんと、元阪神タイガースで津田学園出身の桑原謙太朗さんがコーチとして参加したほか、伊勢工業や暁など県内4つの高校の野球部員も子どもたちをサポートしました。
参加した子どもたちは「守るのが楽しかった」「メジャーリーグで野球がしたい」などと話していました。
また、サポートをつとめた伊勢工業高校の生徒が「守備よりバッティングの方が楽しいと思うので、バッティングの楽しさ知ってもらえれば」と話すと、元中日の関さんは「野球はこんなに楽しいんだよということをなるべく分かりやすく伝えることを心掛けている。少しでも楽しく感じてくれて、野球人口増加につながれば」と期待を寄せていました。
子どもたちは、初心者でも楽しめる野球ゲームに挑戦し、コーチにルールを教わると、高校球児たちの助けを借りながら、力いっぱいボールを打ったり全力でダイヤモンドを一周したりと野球を楽しんでいました。