最高賞は500万円で落札 松阪牛の生産地の三重県大紀町で共進会
20日、松阪牛の生産地の一つ、三重県大紀町の七保地区で育てられた七保牛のナンバーワンを決める共進会が行われました。
七保牛は宮川の清流や山々に囲まれた自然豊かな大紀町の七保地区で育ったメス牛で、肉質の良さで知られています。
今年は特産松阪牛14頭を含む48頭が出品され、三重県畜産研究所の職員ら4人の審査員が肉のつき方やバランス、毛並みの良さなどを審査しました。
今年の最高賞、「優等賞一席」に選ばれたのは、大紀町の岡田一彦さんが育てた「なをただ1」号で、体積感がありなおかつ全体のバランスがとれている事などが評価されました。
優秀賞一席を4連覇した岡田一彦さんは「普通は3年間の肥育で松阪牛になるんですけど、「なをただ1」は4年間かけた。優秀賞一席に選ばれて嬉しい」と話していました。
500万円で落札された優等賞一席の「なをただ1」号をはじめ出品された七保牛は、すべて津市の精肉店「朝日屋」が買い取り、12月12日からの「名牛まつり」で販売されます。
