6年男児がシーソーや教室引き戸に催涙スプレー噴射 救急搬送7人
20日朝、三重県名張市の小学校に通う6年生の男子児童が催涙スプレーを遊具などに噴射し、児童9人が目の痛みを訴え、7人が市内の病院に救急搬送されましたが全員軽症だということです。
警察などによりますと20日午前8時頃、名張市立名張小学校に通う6年生の男子児童が、校庭にあるシーソーに催涙スプレーを噴射し、シーソーに触れた4年生7人が目の痛みを訴えました。
その後、午前8時半頃には6年生の教室の引き戸にも催涙スプレーを噴射し、6年生2人が目の痛みを訴えました。
目の痛みを訴えた9人のうち、4年生6人と6年生1人の合わせて7人が市内の病院に救急搬送されましたが、いずれも軽症だということです。
名張市教育委員会によりますと、男子児童が使用した催涙スプレーは父親が1年前に購入した物だということで、警察は児童から話を聞くなど詳しく調べを進めています。