中学生の目の前で交通事故再現 プロのスタントマンが衝突や巻き込みの恐さ伝える
プロのスタントマンが自転車の交通事故を再現し、事故の衝撃や怖さを伝える交通安全教室が20日、三重県明和町の中学校で開かれました。
自転車を利用する機会が多い中高生の交通事故を未然に防ごうと、JA多気郡などが開いたもので、明和中学校の1・2年生約400人が参加しました。
プロのスタントマンが学校を訪れ、道路への飛び出しなど自転車のルール違反が原因となる事故や、大型車両による巻き込みなど、死亡につながった交通事故が再現されました。
また、道路交通法の改正により、11月からスマートフォンを見ながら自転車を運転する、いわゆる「ながらスマホ」の罰則が強化されたことなども伝えられました。
三重県内では今年に入ってから11月19日までに、自転車乗車中の交通事故では282人がケガをし、高校生1人を含む2人が死亡しているということです。