鏡池の紅葉や真っ赤に染まった血のもみじ 秋景色広がる聖宝寺
三重県いなべ市の聖宝寺では、イチョウやもみじが色付き始めました。
聖宝寺は天台宗の開祖最澄によって平安時代に開かれた寺で、戦国時代に焼き討ちにあった後、江戸時代に再建されました。
今年は暖かい日が多いため、例年より遅い11月上旬から約70本のイチョウやもみじが黄色や赤に色付き始めました。
本殿の周りではヤマカエデなど4種類のもみじが華やかに彩っているほか、「鏡池」と言われるように水面に映る紅葉や、「血のもみじ」と呼ばれる真っ赤に染まった様子も見ることができます。
19日は雲ひとつない青空を背景に、紅葉が太陽の光に照らされてキラキラと輝いていました。
聖宝寺の紅葉はあと数日で見頃を迎え、12月上旬まで楽しめるということです。