高校生が軟膏やクリーム剤に香り混ぜて実験 今月末には新商品のプレゼンへ
高校生の視点で健康に関する新商品を企画・開発する授業が14日、伊賀市の三重県立伊賀白鳳高校で開かれました。
伊賀市に本社を置く製薬会社の中外医薬生産が地域貢献の一環として開いたものです。
経営科の3年生29人が軟膏やクリーム剤の製品について、香りなどを確認するための実験を行いました。
生徒たちは製品の元になるワセリンに、固さや滑らかさを調節する蜜ろうなどを混ぜて冷やした後、好みの香りを加えていました。
生徒が「初めてモノづくりに携わった。楽しかった」と話すと、中外医薬生産の谷口瑞季さんは「普段手に取る製品がどのような流れで作られているのか、企業の努力の結晶だということを知ってもらえたら嬉しい」と話していました。
生徒たちは、この実験結果を踏まえ、11末に新商品のプレゼンを行う予定です。