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もち米ぬかを肥料に旨味や糖度追求 甘み強い「高虎ねぎ」の生産拡大を祈願

 三重県津市の礎を築いた戦国武将の藤堂高虎公にちなんで名付けられ、新たなブランド野菜として三重県津市で栽培された「高虎ねぎ」が7日、高虎公がまつられている高山神社に奉納されました。

 「高虎ねぎ」は、今年2月からもち米のぬかを使用した有機質の肥料を使い、旨味や糖度を追求して育てられた甘みの強い白ネギです。

 現在4人の生産者が栽培していて、大きさや味、香りなど厳しい基準をクリアしたものだけが「高虎ねぎ」として出荷されます。

 7日は奉納祭が営まれ、収穫された「高虎ねぎ」が神前に供えられ、関係者らが玉串をささげてブランド野菜としての発展と生産拡大を祈願しました。

 JA津安芸では、付加価値を付けることで生産者の収入を増やし、地域全体で白ネギの生産振興につなげたいとしています。水谷隆代表理事組合長は「津の名物にしたい」と話していました。

 「高虎ねぎ」は今週末に津市内で開かれるJAまつりでお披露目され、試食販売などが行われることになっていて、12月から本格的に出荷が始まる予定です。

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