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伊勢神宮別宮の「初穂曳」と地元の食などの祭りを同時開催 多くの人でにぎわい

 伊勢神宮内宮の別宮である、三重県大紀町の瀧原宮で、今年収穫された稲を奉納する「初穂曳」と、地元の魅力を広くPRする「大紀ふれあいまつり」が27日、同時開催され、多くの人たちで賑わいました。

 収穫されたばかりの稲穂を奉納する「初穂曳」は、午前9時に大紀町役場を出発。町民をはじめ、揃いの法被を身にまとった参加者たちが「エイヤー」と威勢の良い掛け声を響かせながら、力強く奉曳車を引っ張り、街道を進みました。

 瀧原宮周辺では「大紀ふれあいまつり」も同時に行われ、開会式で大紀町の服部吉人町長が「楽しい振る舞いや体験など、大紀町の魅力をしっかりと楽しんでください」と呼び掛けました。

 会場には、大紀の食と体験をテーマに、地元の商工会や農業関係者など、50以上のブースがずらりと並びました。

 大内山川で穫れた天然アユの塩焼きや、七保牛のサイコロステーキ、伊勢ブリの刺し身などの振る舞いが行われ、どのブースにも長い列ができる人気となっていました。

 また、ステージでは、パリパラリンピックの陸上競技男子200メートルで7位入賞を果たした、大紀町出身の井谷俊介選手にスポーツ栄誉賞が贈られました。

 井谷選手は「次のパラリンピックではメダルを狙う」と話していました。

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