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アロマを活用したケアなど 介護・福祉事業所が利用者に寄りそう取り組み発表

 人材不足が叫ばれる介護・福祉業界の魅力を発信しようと、三重県御浜町で13日、紀南地域にある事業所の取り組みを発表するコンテストが開かれました。

 コンテストは熊野市、御浜町、紀宝町の3市町の社会福祉協議会が初めて開いたものです。

 介護・福祉の仕事のやりがいや意義を再確認し、福祉現場の魅力を発信することで人材不足の解消や職員の定着を図ろうと開催されました。

 書類審査を通過した6つの事業所が出場し、アロマセラピーを活用したケアや、認知症カフェのドキュメンタリー映像を制作する活動など、利用者らに寄りそう取り組みが発表されました。

 審査員は行政や教育、福祉関係者に加えて大学生や地元の高校生など17人が務め、アイデアやインパクト、愛情など5つの項目で評価されました。


 出場者は「大事にしているものを再認識しながらの作業だったので、いい機会になった。アウトプットし知ってもらうことが大切だと感じた」「他の事業所を知り交流することがいいと思った。みんなでこの地域を盛り上げられたら」などと話していました。

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