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国や郡名書かれた松浦武四郎の地図や絵図紹介 北海道の名付け親で探検家

 北海道の名付け親として知られる松浦武四郎が記した絵図や地図などを展示した企画展が、三重県松阪市の松浦武四郎記念館で開かれています。

 松阪市出身で幕末から明治にかけて活躍した探検家、松浦武四郎は編集者としても知られていて、今回の企画展では出版した地図や旅の中で描いた絵図などあわせて19点が展示されています。

 絵画的な絵図と測量技術を用いて作られた地図を比べることで時代の移り変わりを感じることができ、このうち1869年に武四郎が作った地図は国名や郡名が細かく書かれていることから当時、蝦夷地と呼ばれた北海道の特徴が一目で分かります。

 また、武四郎が保有していた物も展示され、1853年のペリー来航を受けて出版された航海用の絵図には港の名前や方位などが詳しく書かれています。

 この企画展は、11月24日まで開かれています。

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