「美しい御在所岳に」三重交通G従業員らが植樹活動
今年創立80周年を迎えた三重交通グループが19日、三重県菰野町の御在所岳山上で植樹活動を行いました。
植樹活動は、創立80周年の記念事業の一環として行われたもので、三重交通グループホールディングスの増田充康取締役をはじめ役員や従業員ら約80人が参加しました。
参加者らは、鹿よけのネットを張った山上の一画で、山の保全活動などを行うNPO法人「森林の風」のメンバーからアドバイスを受けながら、ミズナラやドウダンツツジの苗木約80本を丁寧に植えていきました。
苗木は、山の生態系にあわせるため御在所岳で採取した木の実を5年ほどかけて育てたもので、積雪などの影響で木が大きくなりにくい山上の特性にあうよう、通常より狭い間隔で植えられました。
三重交通グループホールディングスの増田充康取締役は「御在所岳は最近、鹿の食害などで植生が痛んでいると聞いているので、我々の力で少しでも美しい御在所が保たれれば」と話していました。