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5年にわたり口頭で性的な発言やSNSで卑猥な発言 男性准教授をセクハラで懲戒処分

 三重大学は、女性職員に性的な発言や卑猥(ひわい)な発言を行うなど、セクシュアルハラスメントがあったとして、医学部附属病院に勤務する男性准教授を出勤停止1カ月の懲戒処分にしました。

 セクハラ行為で処分を受けたのは、三重大学医学部附属病院に医師として勤務する男性准教授です。

 三重大学によりますと、この男性准教授は2016年から約5年間、病院の女性職員2人に口頭での性的な発言や、SNSで卑猥な発言を行うなど、セクシャルハラスメント行為を繰り返し行ったということです。

 セクハラを受けた職員から相談を受けた三重大学は調査委員会を設置し調査を行ったところ、その行為が認められたため、男性准教授を20日から1カ月出勤停止とする懲戒処分としました。

 男性准教授は大学側に対し「不適切な行為をし深く反省している」と話しているということです。

 三重大学の伊藤正明学長は今回の処分について「厳粛に受け止め、全職員に対し一層の意識啓発を図るとともに、再発防止と信頼回復に努めてまいります」とコメントしています。

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