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三重ホンダヒートが活動拠点を栃木に移転へ 観客動員増とチーム強化図る 鈴鹿では60年以上プレー

 ラグビーのリーグワンに所属する三重ホンダヒートは、再来年に始まるシーズンからチームの活動拠点を鈴鹿市から栃木県宇都宮市に移すことを決定したと発表しました。

 三重ホンダヒートは1961年にホンダ鈴鹿製作所のクラブとして創設され、60年以上にわたって鈴鹿市を拠点に活動してきました。

 昨シーズンはリーグワンの1部で戦い、12チーム中11位と苦戦しましたが、2部のチームとの入れ替え戦で勝利し残留を決めました。

 しかし本拠地の鈴鹿市内のスタジアムで行われた試合の平均入場者数は約3000人と、リーグワン1部の平均3分の1程にとどまりました。

 ホンダヒートは「3年後に日本一」を掲げチームの強化を図っていて、観客動員数が運営面の課題となる中、再来年に始まるシーズンから拠点を宇都宮市に移すことを決定したと発表しました。

 移転先となる栃木県には、親会社ホンダの事業所や研究所があるほか、1万5000人を収容できる球技専用スタジアムがあり、より多くの観客動員が見込めるということです。

 ホンダヒートは、拠点を移した後もシーズン中に三重で試合を行うほか、ラグビーを通じた地域との交流活動を続けていくということです。

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