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博物館と学校法人が協力 大学などの授業を体験

 中学や高校、大学で行われている授業を体験できるイベントが16日、三重県津市の三重県総合博物館MieMuで行われました。

 「皇學館DAY」と名付けられたこのイベントは、中学校と高校、それに大学を伊勢市内で運営する学校法人皇學館が、三重県総合博物館MieMuと協力して、毎年この時期に行っているものです。

 皇學館に通う学生や生徒らが中心となり、11のブースが設けられ、学校教育の一端を楽しみながら学ぶ体験プログラムが行われました。

 そのうち、幼虫に卵を産んで成長する寄生蜂について学ぶ大学の実験プログラムでは、学生たちが寄生蜂の成長の過程や特徴について説明したほか、子どもたちと一緒にハチが蛾の幼虫に卵を産む様子を観察したあと、幼虫を解剖して、産卵した卵の数を数えました。

 また、蓄音機とレコードについて学ぶ大学の講座プログラムでは90年前の商店での客引きの様子や、ベルリンオリンピックの水泳の実況などの音声が流され、参加者は当時の生活や出来事を耳を通して学んでいました。

 会場には進路相談のブースも設けられていて、学校法人皇學館では、体験プログラムを通して子どもから大人まで学校教育に興味を持ってほしいと話していました。

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