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五輪初出場で金メダル レスリング女子53キロ級の藤波朱理選手に三重県民栄誉賞

 パリオリンピックのレスリング女子53キロ級で金メダルを獲得した、三重県四日市市出身の藤波朱理選手に3日、三重県民栄誉賞が贈られました。

 藤波選手は中学2年生から公式戦負けなしで臨んだオリンピックでも順調に勝ち進み、決勝戦でも10対0と圧倒的な強さを見せ、オリンピック初出場で金メダルに輝きました。

 コーチでもある父・俊一さんとともに三重県庁を訪れた藤波選手は、一見知事をはじめ大勢の職員が出迎える中、花束を受け取ると大きな拍手に包まれました。

 藤波選手には一見知事から金メダル獲得の功績をたたえ、三重県民栄誉賞が贈られました。

 一見知事は「金メダルへのプレッシャー、体調管理も相当苦労したと思うが、今後も県民に夢と希望を与えて」と声をかけると、藤波選手は「ケガなど苦しいこともあったが、全ては金メダルのためにやってきた。獲得できて今はとても嬉しい」と笑顔を見せていました。

 また、父の俊一さんは「大変な道のりだったが娘に敬意を表したい、よく頑張ってくれた」と偉業をたたえました。

 藤波選手は「たくさんの人の応援が力となって金メダルを取ることができた。夢に向かって頑張ることが皆さんの力になることは幸せ。2年後のアジア大会の優勝とロス五輪の二連覇を必ず達成したい」と気を引き締めていました。

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