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「花屋さんになりたいけど薬剤師もいいかな」 子どもたちが調剤挑戦 計量や梱包も

 子どもたちに薬剤師の仕事について理解を深めてもらおうと8日、三重県鈴鹿市で「こども薬剤師体験」が開かれました。

 鈴鹿医療科学大学が、将来の進路選択に役立ててもらおうと初めて開いたもので、薬学部の学生によるサポートのもと、参加した子どもたちは薬剤師の仕事を体験しました。

 調剤室では、専用の器具を使った薬の調剤に挑戦し、処方箋に従いながら丁寧に薬の量を計り、それぞれの形態にあわせて梱包していました。

 体験した子どもたちは「普段、たまに薬をこぼすことがあるので、絶対にこぼさないようにしようと思った」「将来の夢は花屋さんだが、今日の体験で面白そうだと思った。薬剤師もいいかなと思った」などと話していました。

 鈴鹿医療科学大学によりますと、人口10万人あたりの三重県内における薬剤師数は全国平均を下回っていることから、今後も薬剤師を育成し医療を支えていきたいとしています。

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