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事故で左腕失うもトレーニング積み初パラリンピック 射撃の岡田和也選手が意気込み

 8月28日に開幕するパリパラリンピックの射撃日本代表に選ばれた三重県津市出身の岡田和也選手が25日に県庁を訪れ、一見知事に大舞台に向けた意気込みを語りました。

 岡田選手は仕事中に事故にあって左腕を失い、トレーニングの一環として障がい者スポーツを始めました。

 今回初のパラリンピック出場となった岡田選手は、10メートルエアライフル、50メートルライフルの2種目に出場します。

 県庁を訪れた岡田選手は、的や玉のほか照準器を披露し、10メートル先から約3センチの的を狙うことを紹介すると、一見知事は競技の難しさや選手の集中力の強さに驚いていました。

 岡田選手は「最後まで諦めずに1点でも多く撃ち、ファイナルラウンド出場を目指したい」と決意を新たにしていました。

 岡田選手は7月末から東京で行われる合同合宿に参加し、8月中旬にパリ入りし大会に挑むということです。

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